縦長ディスプレイにした2017年04月06日

 谷崎潤一郎全集の「台所太平記」の文字入力後の校正作業を、より見やすく、やりやすくするために、デュアルディスプレイの一方を縦置きにした。
 右の横置きのディスプレイはAV仕様であるからか、縦置きにできない。左のディスプレイは、そういうつもりで買ったわけではないが、PC用であるから簡単に縦にできる。
 谷崎潤一郎全集没後版は、ページの行の文字数が47文字あり、それを横長のディスプレイで行の全部の文字を出すと字が小さくなり、画数の多い漢字が判読できなくなる。よって、縦長にして出すようにしたのだ。字は気持ちいいくらいに大きい。
 全集のページをスキャナーで撮ったイメージを MassiGra というビューワーソフトで開いて下に置き、テキスト文は TATEditer という縦書きのできるエディターソフトで開いて上に重ねる。
 エディターソフトは行の文字数を47に設定してあるから、文字抜け、余計な文字が入っているのが一目瞭然だ。
 ビューワーの MassiGra は1%刻みに拡大縮小ができ、画像の傾きも0.1度単位でも調整ができる。こういう作業に向いているのだ。
 一行を比較しつつ、横にずらして次の一行に移る。こうして字面を見ていると、谷崎潤一郎全集を印刷をした精興社の活字は、今のMS明朝のフォントとそっくりだ、というか、MS明朝が真似たのだろうね。
 まだ、縦置ディスプレイに慣れないせいか、業平橋から見る東京スカイツリーとまではいかないけれど、聳え立つディスプレイを見上げてしまう。