NEC PetiScan で外を撮る その22017年08月08日

 スキャナーに素通しの4×5のフィルムホルダーを正確な位置に置けるように工作した。
 ピントを合わせるスクリーンは、拙宅で調達できた4種類用意した。
A コンピュータプログラムのCDが入っていたケースを切り取った。
B DVDケースを切り取ったもの。
C 30cmLPレコードジャケットの袋を切り取ったもの。
D クリアーホルダーを切り取ったもの。

 以下が結果だ。BとDはだめだった。
Aの画像
 階調の再現はいいが、鮮鋭度がない。表面のエンボス(つや消しの凸凹のパターン)が大きすぎるのだ。
Cの画像
 新しいレコード袋なのに、シワがあるからこんな状態だ。しかし、鮮鋭度はよく、教会の看板の字が読め、塔の鐘も見える。
 このスキャナーでやるとカラーにはならない。セルフォック・レンズ・アレーを用いた仕組みで、スキャナーの照明が順次、赤、青、緑を発光させる。その反射光がレンズアレーを通ってセンサーが順次読んで回路上でカラー再現する。ところが、レンズを通ってきた外の光のほうが強烈であるから、照明の赤、青、緑は意味をなさない。濃淡しか出ない。
 横縞が出るのはセルフォックレンズだからだろう。これは解決がつかないと思う。
 簡易に文書などを読み込めるために作られたものと、4インチ、5インチ幅のフィルムに光を送るために作られたカメラとでは目的が違う。それをうまくいくようにするには限度があるというものだ。
 さらに、スクリーンを工夫して、そこそこの写真(白黒)になるようにやってみよう。