モーツァルトのレクイエム2018年02月08日

 1月31日の午後、NHK FMの「クラッシックカフェ」でモーツァルトのレクイエムをやっていた。
 この曲、一時期、レコード盤で持っていたこともあるが音がひどいので捨てた。FMで何度か聴いたこともあるものの、演奏、コーラスとも、これが一番いい。

「レクイエム ニ短調 K.626」 モーツァルト作曲
(1時間04分31秒)
(ソプラノ)エディット・マティス
(アルト)ユリア・ハマリ
(テノール)ヴィエスワフ・オフマン
(バス)カール・リッダーブッシュ
(合唱)ウィーン国立歌劇場合唱団
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)カール・ベーム

 調べてみると、CDが売られている。
 カール・ベームの1971年録音のものは名盤だそうで、CDを買ってみようと注文してすぐに、クラッシックカフェは再放送があるから、それを録音しようと気付き、注文はキャンセルした。

 きょう、2月8日、朝の7時25分からの再放送で、午前8時過ぎぐらいからの「レクイエム ニ短調 K.626」のアナログ音声をWAVの16ビットでデジタル録音した。
 FMチューナーは、Sony ST-S333ESG で、1989年製のものだ。
 すぐにパソコンの編集ソフト、SoundEngine で編集し、1時間4分28秒の音楽データを得た。

 久しぶりにエアチェックを体験し、オーディオ小僧になった。

地デジになった NHK BS12018年01月19日

 1月14日からBSデジタル放送「NHK BS1」の解像度が1,440ドット×1,080ドットに削減されたというので見てみた。
 NHK BS1はスポーツ中継で見ることが多いのだが、確かに、横の解像度が1,440ドットで480ドット少なくなった。
 通常はフルハイビジョンで1,920ドット×1,080ドットなのだが、画質を落とされた。(ちなみに地上デジタル放送と同じ解像度である)
 この理由は、
「2018年12月からスタートするBS/110度CSによる新4K/8K放送に向け、BS右旋では、BS4K・8K試験放送終了により空く周波数(第17ch)と、もう1周波数(第7ch)を4K放送用に確保するために再編。その一環として、既存のBS放送の帯域削減(チャンネル当たりのスロット数の削減)により、放送のビットレートや解像度が変更される」
impressのAV Watchより→https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1101216.html

 今のハイビジョンは本来きれいな映像なのだが、放送では圧縮して端折った電波を送っている。本来の性能で映すことをしていない。それを改善することもせず、倍の解像度の4Kで放送しようとしている。テレビは主に動画を見るのであって、静止画だけを見るのではない。まあ、テレビ、アンテナ、チューナーの買い換え需要などの経済波及効果をねらってのことだろうが。
 今のハイビジョンが本来の性能で映っていないのだから、4Kの放送をしたところで、それも本来の性能で映らない。

ご冥福をお祈りします ジョン・ハート2017年06月23日

 イギリスの俳優ジョン・ハートは、今年の1月25日に亡くなった。享年77歳。
 半年も前のことを、今頃何故に? とお思いだろうが、やっとジョン・ハートの主演映画を観たからである。北海道から戻ったところ、日本版がないからとイギリスから取り寄せたDVDが届いていた。それは、ジョン・ハートが主演した映画「1984」年だ。ジョン・ハートは脇役が多く、主演した映画は少ない。1980年の「エレファント・マン」とこの「1984」ぐらいだろう。「エレファント・マン」は特殊メイクで顔が分からなかったが、「1984」年は素顔?で演じている。
1984年の映画「1984」
 ジョン・ハートの出演で一番有名なのは1979年の映画「エイリアン」だろう。観た方は冒頭の場面を思い出してほしい。宇宙船でコールドスリープから最初に目覚めるのがケイン役のジョン・ハートだ。
 その後、小惑星での船外調査で、顔にエイリアンの中間体であるフェイスハガーが張り付き、彼の体内に幼体(チェストバスター)を産み付けられると、そいつは剥がれ落ちて死ぬ。ケインは元気を取り戻すが食事中に苦しみだし、彼の腹を破り蛇のようなチェストバスターが飛び出してくる。ケインは死ぬ。エイリアンに最初に殺される、散々な目にあう役をやっていた。
 それで認められたのか、「エレファント・マン」、「1984」のウィンストンと散々な目にあう役をやる。
 小説「1984」の第三部は、主人公が拷問される描写が延々と続く。映画も同じで、この映画のオブライエン役が最後になったリチャード・バートンに拷問され、
『自由とは2足す2が4だと言える自由だ』というウィンストンに転向を迫る。
「それではもし党が4ではなく5だと言ったら……その時は?」
「4です」
 ウィンストンは、しぶとく、5とも3とも言わない。オブライエンはウィンストンが最も怖がるものを使って拷問する。
 ワイヤーゲージの中に入っているネズミを、ウィンストンの顔の前にくくりつけるのだ。
 ついに、ウィンストンは落ちる。
 2+2=5
 私の妻の場合だったら、それは蜘蛛であろう。

 私がジョン・ハートが出演した映画を初めて観たのは1978年で、監獄ものの「ミッドナイト・エキスプレス」だ。アメリカ人の大学生が旅行でトルコに滞在し、アメリカに帰るときに2Kgのハッシシの密輸(自分で使うため)を企て、捕まり、トルコの刑務所に入れられる。30年の刑を受けるが、ついには脱獄する。(北朝鮮でホテルの壁に貼ってあった宣伝ポスターを土産に持ち帰ろうとして捕まり強制労働の刑15年を受け、結局、死に体になりアメリカに帰されすぐに死亡したアメリカ人大学生のようだ)
 ジョン・ハートは、トルコで麻薬を使って捕まり30年の刑期をうけたオランダ人のマックス役だった。ヤクで頭がイッてしまった言動の演技が印象深かった。翌年、「エイリアン」を観たとき、同じ俳優だとは思えず、ジョン・ハートの名前を知るのは数年後だった。
 私が今のところ観たジョン・ハートの映画の最後は、2011年の「ティンカーテイラーソルジャースパイ(日本題名:裏切りのサーカス)」だ。コントロール役をやっていた。
 1978年からの長い付き合いで彼の出演したかなりの数の映画を観てきた。ご冥福をお祈りします。

ジョン・ハートの演技、トップ10(Top 10 John Hurt Performances)