NEC PetiScan2017年08月02日

 親ガメの上に子ガメといった感じで、EPSON のA4スキャナーの上に乗った小さなスキャナーが NEC の PetiScan(プチスキャン)だ。日曜日に落札して、きょう届いた。
 PetiScan は1999年に NEC が発売したものだ。興味のある方には当時の記事を参照されたし。(PC Watch 週刊スタパトロニクス→パーソナルユースならこれでOK!! NEC PetiScan)

 1999年頃、私は Canon のスキャナーを持っていたし、このような小さなスキャナーに興味はなく、知らなかった。18年後の今になって、オークションで落札したのはどういうわけかというと、同じく落札した4×5の Sinar を使ってのスキャナーカメラを作りたいからだ。
 その作例は、新・平成写真師心得帳「ひょうたんからスキャナ」に出ていて興味を持った。そこで使っているのがハガキスキャナーこと PetiScan だった。探してみると、ヤフオクで3,500円で出品されいた。

 PetiScan を裏返すと、そこにも窓があり向こうが透けて見えるようになっている。
『PetiScanは、通常は100×148mm(ハガキサイズ程度)の原稿を読み取れるフラットベッドスキャナとして使う。が、原稿がどうしても上に乗っからないという場合は、PetiScanのフタ部分を取り外して、スキャン面を原稿の上に乗せてスキャンすることができる。つまり、原稿をスキャナの上に置くのではなく、スキャナを原稿の上に置くわけだ。単純な発想だが、フラットベッドスキャナの汎用性を高めつつハンディスキャナにはない解像度を出す、実にマジメなアイデアだと思った。なお、PetiScanを原稿の上に置いた場合でも、原稿の表面が確認できるように、PetiScanの底部にはのぞき窓が付いている』
 と、スタパ齋藤の説明を読んで納得できた。
「新・平成写真師心得帳」においても、
『スキャナの裏側半分もなぜか素通しのガラスなので、すりガラス処理をしたスキャナ面を裏からのぞける。つまり、そのままピントグラスになるのである』
 と、電源はUSBでパソコンからとれる、読み取りサイズはハガキサイズであるから4×5カメラとほぼ同じ、など手軽にスキャナーカメラにするにはうってつけの製品なのだ。

 さて、この NEC PetiScan は、1999年の製品ゆえ、現在では、Windows2000までのOSで動く。ドライバがそこまでは対応しているということ。先達のありがたい情報があり、Windows2000はWindowsXPと同様であるから動くのだという。私がこのために使いたいノートパソコンはWindowsXPなのだ。
 ちなみに、 PetiScan は台湾のOEMメーカーの製品で、ドライバソフトはそこから手に入れた。NEC にあるWindows2000のドライバは動かないそうだ。
 なんとかドライバを入れて PetiScan を認識させた。PetiScan はのろのろと頼りげなく動き、ノートパソコン上のPhotoshopでイメージが出た。
 3,500円と宅配料金が無駄にならずよかった。
 イメージの範囲を知りたいから、物差しを置いてスキャンしてみた。(実際の画像は、横1746、縦1200))
 これで、スキャナーカメラの第一段階は終わり、次は実際に Sinar に取り付ける第二段階になる。

パソコン管理メンテの日2017年07月20日

 一年に一度、夏場の湿度のある日は、パソコンを掃除する日と決めている。「パソコン管理メンテナンス」の日だ。
 昨年は8月23日から25日にかけてやって、そうしようと決めたのだ。
 特に使用頻度の高い私のデスクトップパソコンのCPUやグラフィックボードの冷却フィンにはホコリが堆積している。冷却ファンを外してホコリを取り除く。
 夏場の蒸し暑い日は静電気の発生は少なく、集積回路の破壊のリスクを免れるというのが理窟だ。
 ついでにハードディスクのクーロンも作っておく。
 ご参考→暇だからできる(Windows10のクーロン作成)
 今年は、BIOSをいじらないでも問題なく立ち上がった。

縦長ディスプレイにした2017年04月06日

 谷崎潤一郎全集の「台所太平記」の文字入力後の校正作業を、より見やすく、やりやすくするために、デュアルディスプレイの一方を縦置きにした。
 右の横置きのディスプレイはAV仕様であるからか、縦置きにできない。左のディスプレイは、そういうつもりで買ったわけではないが、PC用であるから簡単に縦にできる。
 谷崎潤一郎全集没後版は、ページの行の文字数が47文字あり、それを横長のディスプレイで行の全部の文字を出すと字が小さくなり、画数の多い漢字が判読できなくなる。よって、縦長にして出すようにしたのだ。字は気持ちいいくらいに大きい。
 全集のページをスキャナーで撮ったイメージを MassiGra というビューワーソフトで開いて下に置き、テキスト文は TATEditer という縦書きのできるエディターソフトで開いて上に重ねる。
 エディターソフトは行の文字数を47に設定してあるから、文字抜け、余計な文字が入っているのが一目瞭然だ。
 ビューワーの MassiGra は1%刻みに拡大縮小ができ、画像の傾きも0.1度単位でも調整ができる。こういう作業に向いているのだ。
 一行を比較しつつ、横にずらして次の一行に移る。こうして字面を見ていると、谷崎潤一郎全集を印刷をした精興社の活字は、今のMS明朝のフォントとそっくりだ、というか、MS明朝が真似たのだろうね。
 まだ、縦置ディスプレイに慣れないせいか、業平橋から見る東京スカイツリーとまではいかないけれど、聳え立つディスプレイを見上げてしまう。

無料OCR、無料翻訳(英国年金13)2017年01月30日

 エコペーパーにプリントされて送られてきた英国年金の支給決定通知書を、ただ読むだけではなく文字にして、かつ、日本語に翻訳しておきたいから以下のプロセスで処理をした。
1.OCR処理
 年金通知書は7ページの画像PDFにしてある。これを文字にするためにOCR(Optical Character Recognition/Reader:光学文字認識:活字の文書の画像をコンピュータが編集できる形式、文字コードの列に変換するソフトウェア)に通す。
 ユーザー登録の必要がなく無料でブラウザから使えるサイト「FREE ONLINE OCR SERVICE」がある。
 読み取ってほしいPDFをファイルで指定し、それはENGLISHであると選び、かつ、普通のテキスト文字にしてほしいと選択し、いたずら防止の乱数の数字がイメージで出てくるから、その数字を打ち込み、CONVERTのボタンを押すと、英文の文字が下のボックスに出てくる。それをコピーペーストする。
 
 日本の文章も読んでくれる。試しに私が今読んでいる高見順の小説「いやな感じ」の冒頭のページをスキャナーに撮ったものを落とし込んでJAPANESEでやってみた。
 読み込めない文字が少しばかりあるものの、1964年印刷の小さな文字をこれだけ認識してくれるのはたいした性能の無料ソフトだ。
英文のドキュメントを英文字にOCRしたもの


日本の本のページをOCRしたもの
2.翻訳処理
 無料の翻訳はいろいろあるのだが、今の私にはGoogle翻訳が好みだ。
 右のボックスに英文をペーストすると右のボックスに日本語訳文が出てくる。しごく簡単。
 
 英国年金の追加情報、英文であれ日本語文でも要領を得ない文章だ。
「あなたは、あなたがあなたの年金を延期した期間および後日オプションについて連絡を受けます」
 私が65歳になったときから英国年金の支給があるが、実際に申請をしたのが66歳過ぎだった。だから私は年金を貰うのを延期したことになる。それについては、これから連絡するといっているのだ。その間の年金をまとめて支給されるのだ。連絡は3ヶ月後ぐらいになるらしい。期待しないで待っているよ。