祝杯2018年03月13日

 うれしいことがあったので、暗くなるのを待たずに、祝杯を挙げた。
 イギリスに関係することだからスコッチウィスキー2本を並べて飲んだ。
 私のブログに連載した「英国年金」を読まれた方が、見事に手続きを終えてイギリスの年金局よりの「支給通知」を受けたとの知らせを頂いた。
 よかったですね。
 私もイギリス年金の手続きしようと思ったきっかけは、ふと見たブログに「アイルランド年金」というタイトルがあったからだった。
 私のブログも、いくばくかのお役に立ったようで、うれしい。

(英国年金17、最終回)追加の年金が支払われる2017年08月18日

 去る6月23日に年金局に提出した、私の遡及期間の支払方法をOptionの2と記入したフォームの入った書留航空便は、6月29日にイギリスの年金局に届いた。
 うまく運べば、7月の年金支給日(4週間ごとにある)に、ほぼ2年分の額が一緒に振り込まれるのではないかと思ったが、そうはいかなかった。
 そして8月の年金支給日になったが、いつもの月と同様の額だったのでガッカリした。2ヶ月は手続きにかかるのだろうか。
 また1ヶ月待たねばならないのかと覚悟した。

『We will pay the lump sum as soon as possible after you have told us your choice. Please do not ask us to pay the lump sum on a specific date or month, as we cannot do this.』
『お前の選択を受けて、俺たちは追加支払をすぐにやるだろう。だがな、支払が何時になるんだと俺たちに聞くのはやめてくれよな。俺たちはそれに答えられん。』

 と、ブライアンの説明文にあるごとく釘を刺されているから、
「まだか! 何時になるんだ!」と年金局に聴くわけにはいかない。
 このまま放おっておかれ、3ヶ月、半年経ってしまったらどうするかと不安になる。

 そして、きょうの午後2時過ぎである。Sony銀行から電子メールが届いた。
 メールのタイトルは「被仕向外貨入金のお知らせ」だ。数日前に8月分のイギリス年金は受け取っているから、これは明らかに追加支払のものだ。
 Sony銀行の口座にアクセスすると、ほぼ2年分の額が振り込まれていた。

 昨年の9月から請求手続きを始め、ほぼ1年のイライラする日々を過して支給を得た。イギリス年金の受給手続きは終わった。私の首の長さは元に戻った。
 これから、1年後ぐらいに、年金局から私の生存証明(Life Certificate)を出すようにという知らせがくるだろう。生き続けていれば、それが型どおりの手続き(2年ごと)になる。
 私が死んでしまったら、死亡した旨を年金局に知らせなければならない。遺言書に英文で書いた年金局宛の手紙を添えておこう。
「イギリス年金」終わり

一括請求をする(英国年金16)2017年06月25日

 ブライアンからの手紙を開封すると、再生紙で両面プリントされた6ページにわたる文書と返信用の封筒が入っていた。
 最初のページに目を通しただけで、遡及期間の年金の支払に関するものだと分かった。これぞ私が待ちわびていたものだ。

 支給方法が2通りあり、
 1は、4週ごとの年金の支給額を増やす。
 2は、lump sum payment 一括して支給(一時金)するというものだ。(lump sum は滅多に聞かないから、Ransom:身代金かと思ってしまう。LとRの発音の苦手な日本人の私だから)
 1であれば、私の場合、4週ごとの支給額が1,278円増え、それは終身続く。
 2であれば、16万円ほどが一時金として支給されて清算となる。
 1の場合でシュミレーションしてみると、私が77歳になるまでに全額が得られ、その後、生きながらえていれば「貰い特」となるわけだ。

 明日、突然死ぬかもしれず、77歳まで生きれるかどうかは誰も知らない。生きている今その時が大事だと常に思っている私は、躊躇なく一時金を選択する。
文書の1ページ目:英国年金の遡及期間の支払方法が二通りあることの説明、そのどちらかを選べと書いてある。(個人情報に関わる箇所にはボカシを入れた)
 イギリスを出てから38年、以後一度も足を踏み入れていないイギリスの、年金局のブライアンに電話をして、
「私は決断した! Optionの2にするぞ」
 と、告げる自信はもはやない。確実なる親書にして返事をすることにした。

 さっそく、5ページの返信用フォームに記入する。
 私の選択は、Option 2 であるが、Option 2A、Option 2B とあり、それは、どうやら、英国へ収める所得税について聞いているようだ。
 日本国に住む私としては、英国への税金の支払は必要なく、日本国において確定申告をすることになるから、Option 2A、Option 2B とも、□ Not liable for UK tax (英国税には責任がない)にチェックを入れた。
 このページの裏にサインと記入日を入れるところがあり、そこに記入をして返信の文書が完成した。
文書の5ページ目:英国年金の遡及期間の支払方法を選び、記入し、送り返すフォーム。(個人情報に関わる箇所にはボカシを入れた)
 金曜日の午後2時30分である。
 8月末までに年金局に届けばいいのだが、せっかちな私は、この手紙をすぐにでもイギリスに送ってしまいたかった。土曜、日曜と部屋の中で休ませておくわけにはいかない。今すぐに、イギリスのブライアンのところへ飛んでいけ!
 一応、記入したフォームのコピーをとり、相手側の住所がプリントされている返信用の封筒に入れて封をした。歩いて5分ばかりの郵便局へ行った。  後々、出した出さない、受け取った受け取らないなどのトラブルは厭であるから、奮発して書留(Registered)にした。イギリスへの航空メール代が260円、書留代が410円、合計670円だった。
 書留なるものを出したのは久ぶりだ。今は、伝票に書かなくてもいいのだ。自分と相手の住所がイメージで読み込まれ受領証にお問い合わせ番号と共にプリントされる、それを局員が渡してくれる。
 ゆうパックと同じように追跡ができる。調べてみると、現在(6月25日朝)、大阪国際郵便局の国際交換局から発送されたと表示があった。

 以上で私の英国年金の手続きは終わりであってほしいと願っている。そして、この後は、Sony銀行からの「被仕向外貨送金 入金のお知らせ」のメールを待つだけであってほしい。